研究で高みを目指す

質の良いサポートを行うための活動

看護研究には誰がいつ取り組む?

看護研究という言葉を聞いたことはあるでしょうか。文字通り看護の研究を行いますが、看護ケアの質を向上させるために役立てることが目的とされています。この看護研究を実施するのは具体的には誰なのでしょうか。実施の対象となるのは、現場で実務経験を積んだ看護師である場合がほとんどです。中には看護学校でも学習の一環で行われるケースもありますが、現場業務の経験がある看護師が看護研究を行うことで、より実践的なテーマを選定できます。看護研究は看護師に就職してからどのぐらいの期間を経て取り組むようになるかですが、これは職場によっても異なります。入社3年目で看護研究に取り組む人もいれば、5年目になって機会がやってくる人もいます。中には看護研究を必須にしていない職場もあるようで、経験しないままでいるベテランの人もいるようです。看護研究を行うことで、自身の看護や医療に対する考え方を改められたり、看護業界の発展に貢献できるという充実感も備わるため、職場で必須または推奨されている場合は積極的に取り組むとよいでしょう。看護研究のテーマに取り組む際、テーマ選びも悩みの種とされています。困った時はインターネットで過去の研究例を検索したり、職場にいる先輩看護師の研究例を聞いて参考にするなど、周りに相談しながら探してみるとよいでしょう。テーマ選びは日常的な疑問から思い浮かぶことも多いです。そのため、普段の業務時に感じたことをこまめにメモしておくと、いざという時に役立ちます。